はじめに
昨今は現金大国の日本でもキャッシュレスの波が押し寄せています。
でもクレジットカードにはまだ抵抗があるという方にはデビットカードをおすすめします。
そこで今回はクレカよりもデビットカードに焦点を当てて、みなさんに三菱、三井、みずほのメガバンク三行に絞ってデビットカードを紹介、比較したいと思います。
- はじめに
- デビットカードとはどんなカード?
- 三菱UFJ‐JCBデビット
- 三菱UFJ‐VISAデビット
- SMBCデビット(Visaデビット一体型キャッシュカード)
- みずほJCBデビット
- 実はみんなデビットカードを持っている?
デビットカードとはどんなカード?
もうデビットカードはよく知っているという方はこちらの項目は飛ばして構いません。
今までカードでお買い物といったら大抵の人はクレジットカードを想像しますが、近年はデビッドカードの利用率もまだ小さいですが上がりはじめてます。
じゃあそもそもデビットカードとは?と思う方々のために軽く紹介すると、
デビットカードとは、預金口座と紐付けられた決済用カーdである。金融機関(一般的に銀行)が発行し、このカードで決済すると代金が瞬時に口座から引き落とされる仕組み
と、Wikipediaさんには書いてあります。
例えば、コンビニで買い物をしてデビットカードを店員に渡し、レジでシュッとカードを通すと、即座にデビットカードと紐づけた口座から支払い分のお金が引き落とされます。
クレジットカードの場合は、ある一定期間(大体一か月間)に店舗でカードで支払った代金を、決められた日にまとめて口座から引き落とされますが、デビットの場合は、店舗での支払いと口座からの引き落としが同時なのでタイムラグが無いんです。
なので、クレジットカードで支払うのに抵抗感がある方でも、デビットカードなら現金感覚で使えるので便利で安心だと思えるんじゃないのでしょうか。
また、ほとんどのデビットカードはクレジットカードと違い、発行するのに審査はありませんし、利用する分だけお得になる利用特典もあるカードがあります。
まだまだ日本では知名度が低いデビットカードですが、実は海外ではデビットカードはクレジットカードと同じ割合くらいで利用されていて、欧米人にとってとてもポピュラーなカードと言えます。
デビットカードの特徴 |
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では続いて各銀行のデビットカードの紹介です。
三菱UFJ‐JCBデビット
申込可能年齢 | 15歳以上(中学生不可) |
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年会費 | 無料 |
海外利用時の手数料 | 為替レートに1.6%+3.0% |
不正利用補償 | 1事故につき最大100万円 |
利用特典 | Oki Dokiポイント付与 1000円毎に1P |
三菱UFJ銀行が発行しているJCBブランドのカード。
この次に紹介しますが、三菱UFJ銀行はVisaブランドのデビットカードも発行しています。
このカードの利用特典として、毎月のショッピングご利用金額1,000円(税込)ごとにOki Doki ポイントが1ポイント付与されます。
このOki Dokiポイントは商品やその他の提携先ポイントに交換ができます。
提携先ポイントの一部としては、nanacoやdポイント、Tポイントなどに交換可能です。
下のリンク先には交換できる商品やポイントが掲載されています。
また、その他の特典としてはJCBデビットを保有することでJCBが提供している海外窓口サービス「JCBプラザ」と、「JCBプラザ ラウンジ」の利用も可能です。
年会費は無料。
さらにJCBデビットはスマートフォンの決済サービス「Google Pay」に登録することができます!
QUICPay加盟店であれば、買い物時にカードを取り出すことなく、「QUICPayで」と店員さんに伝えてスマホをリーダーにかざして決済することができます。 とても便利です。
三菱UFJ‐VISAデビット
申込可能年齢 | 15歳以上(中学生不可) |
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年会費 | 無料 |
海外利用時の手数料 | 為替レートに1.3% |
不正利用補償 | 年間最大100万円 |
利用特典 | 自動キャッシュバック(0.2%) |
こちらは同じく三菱UFJが発行しているVISAブランドのデビット。
利用特典もJCBブランドと違い、VISAの場合は毎月のショッピング利用金額に応じた自動キャッシュバックがあります。
キャッシュバック率は0.2%。以前は最高で0.5%まで上げられたんですけどね。。。
ポイントを貯めてなにか指定された商品や他のポイントと交換するのがめんどくさい、魅力に感じない方は、こちらのVISAのキャッシュバックのほうが良いのではないでしょうか。
こちらのVisaデビットも年会費は無料。
実は私はこちらのVISAデビットを利用してます。
勝手にキャッシュバックされているので、ポイントの確認などする必要がないためとても便利ですよ。
こちらのカードも「Google Pay」に登録することができます。
SMBCデビット(Visaデビット一体型キャッシュカード)
申込可能年齢 | 15歳(中学生不可) |
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年会費 | 無料 |
海外利用時の手数料 | 為替レートに3.0% |
不正利用補償 | 年間最大100万円 |
利用特典 | キャッシュバック or SMBCポイント付与 |
こちらは三井住友銀行が発行しているVISAブランドのデビットカードです。
三菱UFJのデビットカードと違い、こちらはキャッシュカードとの一体型となっています。
私が三井住友銀行の口座を開設するときにデビットカード一体型をおすすめされましたので、みなさんも新しく口座を開こうと支店に行くとおそらく同じようにおすすめされると思います。
SMBCデビットが三菱UFJのデビットより優れている点としては、年会費は何の条件なしに無料ということです。
さらに非接触IC決済機能「iD」と「Visa pay Wave」も搭載しているので、2つのどちらかの加盟店ならSuicaのようにカードリーダーにタッチするだけで決済できます。
クレカやデビットをよく利用する人は共感できると思いますが、たまに100円の買い物でもサインを要求してくるお店があってかなり煩わしく感じることってありますよね。
でも、タッチだけの決済なら基本的にサインは不要であるため、ストレスフリーでスムーズに会計が進むと思います。
SMBCデビットも「Google Pay」がiDに対応したため登録することができるようになりました。
利用特典は2つありどちらか一方を選択できます。
1つはキャッシュバックで、1ヵ月のショッピング利用金額の0.25%を自動キャッシュバックしてくれます。
もう1つは、SMBCポイントの付与で、1ヵ月のショッピング利用金額の0.5%のポイントを付与してくれます。
貯まったSMBCポイントは三井住友カード「ワールドプレゼント」のポイントに交換ができます。
みずほJCBデビット
申込可能年齢 | 15歳(中学生不可) |
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年会費 | 初年度無料 2年目以降1080円※無料条件アリ |
海外利用時の手数料 | 為替レートに3.4% |
不正利用補償 | 限度額記載無し |
利用特典 | キャッシュバック(0.2%) |
最後にみずほ銀行が発行しているJCBブランドのデビットカード。
こちらの年会費のはUFJと同様で初年度無料、2年目以降の年会費無料条件として満23歳以下、もしくは年一回の利用。
利用特典としてはキャッシュバックがあり、1ヵ月の利用金額の0.2%が自動キャッシュバックされます。
その他の特典は
- みずほ銀行、イオン銀行ATM時間外手数料の無料
- コンビニATM手数料月4回まで無料
- 当行本支店宛て振り込み手数料無料
- 人によっては他行宛て振り込み手数料最大月4回まで無料
があります。
コンビニATM手数料がタダになってくれるのは有難いですね。
ただし、みずほJCBデビットにはある欠点があります。
それが利用不可の時間帯があることです。
土曜日の22時00分~日曜日の8時までと、第1、第4土曜日3時00分~5時00分までが使えません。
個人的にはこれはかなり痛いです。ふと夜中にコンビニへ行ってもカードでシュッと払えないのはダメージがでかいです。
なんでブランドデビットなのに使えない時間があるんでしょうね。知ってる人がいたら教えて下さい。笑
実はみんなデビットカードを持っている?
以上、メガバンク3行のデビットカードの紹介でした。
私個人的におすすめなのが、三菱UFJ銀行の三菱UFJ‐VISAデビットか、三井住友銀行のSMBCデビットのどちらかですかね。
やはり自動キャッシュバックは便利です。キャッシュバック率は小さいですが、少額でもキャッシュバックがあると嬉しいです。
余談なんですが、実は、ほとんどの日本人はデビットカードを持っているんです。
デビットカードを持っている、というより、みなさんが持っている銀行のキャッシュカードがデビットカードになるんです。
お手持ちの銀行キャッシュカードは J-debitといい、各銀行や信用金庫が発行したキャッシュカードをそのままでデビットカードとして使えるサービスの名称があるんです。つまりデビットカードとして店舗で利用するのに新たに申し込みやカードの発行は必要ありません。
しかし、このj-debitは利用可能店舗が約33万店で、かつ日本国内でしか使えません。
しかも利用できない時間帯もあり、かなり利用するのに制限があります。
上記で紹介したようなブランドデビットの場合は、利用可能店舗はVISAやJCBの加盟店ならほとんどのお店で利用できます。
もちろんブランドデビットなら世界中で利用可能ですし、VISAなら世界で加盟店舗数は約3800万店、JCBなら約2500万店でj-debitを圧倒しています。
デビットカードを使うならブランドデビット一択ですね。
また、いままで紹介してきたデビットカードをそのまま使うより、下の記事で紹介しているKyashというカードに紐づけて利用したほうが断然お得になります!
ぜひご覧ください。