【解説】Kyashが大幅アップデート!改良か改悪かは利用者次第かも…

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先日、キャッシュレス先進者にはお馴染みのKyashが大型アップデートの予定を発表しました。

【重要】一部サービス変更を伴うアップデートのお知らせ - Kyash NEWS

Kyashはとても便利なカードで、私自身大変お世話になっていましたが、今回のアップデートで今までの使い方を大きく変えるかもしれない、それほどの大きな変更が施されるようです。

 

今回のアップデート内容を知らずに今まで通りのKyashを利用していると、突然Kyashが使えなくなる可能性があるので是非この記事を読んで事前に予習しときましょう。

Kyashの一体どこが大きく変わるのか、分かりやすく要点を抑えて解説したいと思います。

 

Kyashとは

 今回のニュースでKyashを初めて知った方もいると思います。

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簡単に紹介しますと、Kyashとは、株式会社Kyashが発行するプリペイド式カード「Kyash」のこと。

スマホのアプリから簡単に発行することができ、Kyashをクレジットカードと紐づけたり、プリペイド式カードなのでATMやペイジーを利用してKyashにチャージすることで、ネットでも、実店舗でもお買い物できるようになります。

また、Kyashアプリを通して友人間でのお金の請求、送金もできるので、割り勘もとても簡単に済ませられてめっちゃ便利なカードです。

Kyashが発行しているKyash Cardは今話題のVisaタッチを搭載、さらに還元率1.0%なのでクレジットカードと紐づけることでポイントバックのを二重取りすることができる優れものです!

もっとKyashについて知りたい方は下記の記事をご覧ください。

www.kerokero-media.com

Kyashは資金移動業を登録!それに合わせて大きな仕様変更も…

 そんな便利なアプリ、カードを発行しているKyashですが、今までずっと目標としてきた資金移動業の登録が完了しました。

資金移動業とは、

2010年4月に施行された「資金決済に関する法律」に基づき金融庁に登録されていることを条件として、銀行以外の一般の事業会社として為替取引(送金業務)を行う業務です。*1

と記載されており、銀行以外の業者にも送金サービスができるようになるよーというものです。

資金移動業はより規制の緩和の議論が交わされており、Kyashは今回資金移動業を登録することでより柔軟なサービスの提供を展開したいものとみられています。

今回のKyashのアップデートはその資金移動業を登録したことによるものなので、Kyashアプリを使ってより便利になったり、機能の利用制限があったりとさまざまな変更が加えられています。

その1 Kyashアカウントの区別を新設

現在のKyashは2つのリアルカード「Kyash Cad Lite」「Kyash Card」とスマホ上で発行するバーチャルカード「Kyash Cad Virtual」の3種類があります。

今回のアプリのアップデートでは、既に本人確認を行いKyash Cardを発行、有効化している方は「本人確認アカウント」、それ以外のKyash Cad Lite、Kyash Cad Virtualをお持ちの方は「本人確認未完了アカウント」アカウントが区別されるようになります。

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*2

なぜ新たにアカウントの区別をしないといけないのかは、これからいくつか解説する仕様変更に関係があります。

その2 銀行口座から直接Kyashに入金ができるようになる!

本人確認アカウントでできることの1つとして、銀行口座から直接Kyashへ入金ができるようになります!

いままで銀行口座からKyashへ入金するには、Kyashで入金申請したあとに各銀行のネットバンキングサイトから色々入力しないといけなく、色々と面倒な手続きが必要でした。

ですが、アップデートによってKyashのアプリ上で3タップのみで銀行口座から直接入金できるようになります。

Kyashへ直接入金できる銀行はまずは10行からで、下記の銀行が対象です。これから徐々に対応する銀行を増やしていくつもりだそうです。

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*3

クレジットカードを経由せずに直線銀行口座からリアルタイムに入金できることで、よりシンプルなお金の管理を実現できるようになります。

本人確認未完了アカウントでは、この機能は対応していないのでご注意を。

その3 Kyashから銀行口座へ出金できるようになる!しかし制限あり...

上記では銀行口座からKyashへ直接入金ができると説明しましたが、さらにKyashは銀行口座へ出金、つまり現金として引き出すことができるようになります!

入金では現在10行の銀行のみですが、出金に間してはほとんどの銀行が対応しています。

また、出金には1回220円(税込)の手数料が掛かります。

こちらの機能も本人確認アカウントのみですので、出金したいという方は本人確認アカウントへ移行しましょう。

その4 クレカチャージでは送金、出金が不可に...

 今までは友人などのKyash間を通してお金の請求、送金を気軽に行えていました。

どんなチャージ方法でもKyash間では自由に送金が可能でしたので。

しかし、アップデートによって送金できる残高と、送金できない残高に分かれてしまいます。

クレジットカード、デビットカード、Kyashポイントや他サービスからの売上高とポイント等はKyash間の送金が不可能になります。

さらに新しく出来るようになる銀行口座への出金も同様に不可能に。

逆に、銀行口座からの入金や銀行ATM、ペイジーからのチャージ分は送金、出金ともに利用できます。

入金方法 送金 出金
銀行口座 /
ペイジー
セブン銀行ATM /
コンビニ
クレジットカード /
デビットカード
× ×
Kyashポイント × ×
その他サービスの
売上金・ポイント
× ×

それもそのはずで、もしクレカチャージ分が出金可能になってしまったらクレカのショッピング枠の現金化という行為になるからです。

実は明確には違法ではない?らしいですが、全てのクレジットカード会社では規約で禁止行為となっています。

絶対止めましょうと言っているので絶対ダメですよ!

www.j-credit.or.jp

ですが、この仕様変更は今まで通りの使い方ができなくなるのでちょっと困りますね...

友人らにKyashに銀行口座登録してくれって頭を下げる日々が続きそうです...

その5 本人確認しないと送金も不可に...

アップデートによってクレカチャージ分の送金が不可になるのみならず、そもそも本人確認を完了して本人確認アカウントに移行しなければ送金自体もできなくなります...

最初のほうでKyash Cardを発行、有効化した方は本人確認アカウントになると使えましたが、Kyash Cardの発行以外にも本人確認アカウントに移行する手段があります。

Kyashに銀行口座の登録をすれば本人確認アカウントになります。

Kyash Cardの発行が面倒だという方は銀行口座の登録をおすすめします。

なので、友人らにKyashに銀行口座を登録してくれって強く強く懇願する日々が...

 まだKyash Cardを発行してない方はこの機会にぜひ発行を!

9月7日のアップデートによって便利になること、逆に不便だなってなることいろいろとありますが、Kyashが資金移動業を登録したことで今後はより利用者の利便性を向上させたサービスや機能を展開していくものとみられます。

Kyash Cardを他社のカードと紐づけることでポイントバックの二重取りが可能ですし、QUICPayやApple Payにも登録できるのでとても便利で使いやすいカードです。

是非この機会にKyashの登録とKyash Cardの発行をおすすめします!

www.kerokero-media.com